「ものづくり」
の醍醐味を体感する日々

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姉ヶ崎製造所 製造部 製管工場

2011年入社

自分が製造したパイプが自動車の部品に

姉ヶ崎製造所で小径と呼ばれる外径19.1mmから57.0mmのパイプを製造しています。パイプの用途としては自動車部品が多いですね。ショックアブソーバーなどの足回り部品やエンジン内部で高速回転するカムシャフトなどの素材になります。
私は自動車が好きなので、自分の製造したパイプが多くの自動車に使われていると思うとモチベーションが上がります。もちろん自動車部品は人の命に直結しますから、割れなどが起きない溶接品質や疵の検査など品質管理に関しては万全の体制で取り組んでいます。検査は機械なども活用しますが、最後に頼りになるのは人間の手と目。自分たちでしっかり確認して最高品質のパイプをお客様にお届けしています。

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これから取り組むのは、若い社員への技術伝承

パイプはコイルと呼ばれる鉄の薄板を丸く曲げ、最後に接点部分を溶接して製造します。原理は簡単ですが、人間が操作する部分が多く、奥が深いところがやりがいにつながっています。トライ&エラーの連続で「明日はこうしてみよう」「来月はこれを試してみよう」と常に改善に取り組んでいます。
またパイプ製造機には様々なポジションがあり5~6名で造管します。さらにロール工具などのチームやエンジニアのサポートもあるので、全員で話し合いながら意見を出し合って様々なアイデアを試していきます。
まさに、ものづくりの面白さを日々体感しています。今後は若いスタッフに技術伝承してものづくりの醍醐味を共有しながら、よりよりパイプづくりを目指していきます。

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休日の過ごし方

ラーメンづくり。製麵からはじめて出汁も自分で取ります。水の配合や温度調整などトライ&エラーを繰り返し、最高の一杯を目指しています。失敗が経験値となって活かせるところは、ラーメンもパイプも同じですね(笑)。